
ステージに立つアーティストに会場から送られる惜しみない拍手。そしてアンコールの大合唱・・・。
こうしたアーティストと顧客が一体となった感動を支えているのがローソンチケットです。
同社では総合エンターテイメントサイト「ローソンチケット・ドットコム」を運営し、さまざまなサービスを展開しております。
例えば「ローソンチケット・モバイルサービス」は携帯電話からいつでも最新情報をリアルタイムに入手し、簡単な操作でチケット予約ができることから、音楽好きの若者たちに利用されています。
「チケット販売ビジネスは後発ながら、多くの利用者に支持される大きな理由は、コンビニエンスストアのローソンの主要顧客である若者に人気のある」ポップ系のコンサートに強いことと、今では一般的になったモバイルインターネットでの検索・予約にいち早く着手したからです。
同社は業界に先駆け1999年に携帯電話会社と連携したモバイルサービスを開始。
「人気アーティストのチケット予約開始と同時にアクセスが殺到したことから、システムがダウンするほどです。」
その後、インターネットのWeb予約(ローソンチケット・ドットコム)座席を管理するチケットシステムやWebシステムの拡張等、従来の電話・店頭予約の「Loppi」を含め、さまざまな予約方法を用意しております。
ローソンチケットの基幹システムである「チケットシステム」のパフォーマンス低下やシステムダウンはチケット予約業務の停滞とビジネスチャンスの逸失だけでなく、利用者の信用を失いかねないため、当初より複数のデータセンターに分散してシステム運用を行ってきました。
しかし、センター移転の直接的な契機になったのが、1時間に数百万ページビューというアクセス集中によってシステムダウンが発生したことでした。
そこで、新システムの構築とともにデータセンターの移設検討(集中化)を行った結果、IDCとして選択したのは、東京電力、インテックなどが出資し2000年に設立されたアット東京でした。
「アット東京選定の最大の決め手は、建物の堅牢性・電源設備(複数系統+火力発電所からの直接受電)などのファシリティ面とセキュリティレベルの高さおよびバックホーンネットワークです。
また、ラック利用料金が従来よりも安価で、設備面等を考慮するとすごい割安感だったことも、大きな理由とのことでした」
「システムの移行で最も労力を費やしたのは、システム自体が決して止まることが許されないため、アット東京へは約1年にわたり新旧システムを併用していました。
移行については、同CPU室内で移行でき、作業スペース等も用意していただきましたので、スムーズに移行作業ができました。」
上記のように、アット東京は総床面積14万平方メートルという、1センターの建物としては世界に類をみないスペースをご用意できるセンターですので、システムリプレース等の並行期間や、新システム構築による作業スペース確保等においても、お客さまに対して、余裕のあるスペースをご提供できる環境となっております。
現在アット東京へはハウジングラック十数本を利用しておりますが、1部のラックではサーバーがフル搭載しているため、電源容量について不安視しておりました。
しかし、アット東京はラックあたり30A,最大60Aまでの電源供給が可能なため、同社の事業を支える基幹システム「チケットシステム」も含めた全てのシステムにおいて、安心して利用しております。
現在ローソンチケットのシステムは、ピーク時で1時間に数万件のアクセス集中があり、人気アーティスト等になると、帯域制御を設けるほどのアクセス数となりますので、さらなる回線増強を計画中であります。
「チケットシステムは、その性格上トラフィックに大きなバラつきがあります。
特にアット東京のようなチケット販売システムですと、瞬間的なアクセス数の差が激しく出るシステムなので、回線使用量に応じた従量制の料金体系を導入検討しております。」
「アット東京のネットワークは、バックボーンは申し分なく、安心感もあり非常に満足しています。今後もサイトの特徴・ユーザの利便性にあった回線見直しを行っていく予定です。」
アット東京は、国内外の大手ISPとの接続により、非常に強固なネットワーク構成となっております。メニューも固定型・従量型等お客さまのニーズに沿ったメニュー体系をご提供しております。
今後は単にチケットを販売するだけでなく、アーティストの魅力を伝えるためのサービス提供と、Webサイトのインフラが整備されたことにより、ユーザの利便性をさらに高めるため、検索や予約操作の改善に取組みたいと考えております。
今後とも総合エンターテイメント企業を目指すローソンチケットの動向が注目されます。