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2018.11.09

株式会社アット東京

北海道総合通信網、アット東京と沖縄クロス・ヘッド三社が
北海道−東京−沖縄間マルチプラットフォーム環境を構築

北海道総合通信網株式会社(本社:北海道札幌市 代表者:取締役社長 林 宏行 以下、HOTnet)、株式会社アット東京(本社:東京都江東区 代表者:代表取締役社長 中村 晃 以下、アット東京)と沖縄クロス・ヘッド株式会社(本社:沖縄県那覇市 代表者:代表取締役 渡嘉敷 唯昭 以下OCH)の三社が共同で北海道-東京-沖縄間のマルチプラットフォーム検証環境を構築し、このマルチプラットフォーム環境を活用して、各社が各種実証実験を開始する事が決定しましたので、下記の通りお知らせ致します。

1.背景
列島を縦断する台風などによる広域災害が発生し、災害対策として広域でのシステム運用やデータバックアップの二—ズは更に高まっておりますが、実際の環境でシステムの稼働テストや通信の遅延等を検証する環境がなく投資へ踏み切れない状況となっております。また、日本国内にデータを留めておきたいというお客様のご要望も多くあることから、この様な企業のニーズにこたえるため、北海道-東京-沖縄間の各社のデータセンターを接続したマルチプラットフォームの検証環境を構築いたします。

2.概要・特徴
OCHデータセンターとHOTnetS.T.E.P札幌データセンターは、アット東京のデータセンターにおいてAT TOKYO Business eXchange(以下ATBeX※1)を介して接続し、3,400Kmに及ぶ国内初の大容量、長距離のマルチプラットフォーム環境の基盤構築をいたします。なお、OCHデータセンターとアット東京データセンターを結ぶOCHのネットワークは、沖縄クラウドネットワークと沖縄国際情報通信ネットワークを活用することで、大容量のデータ伝送を可能と致しました。

3.今後の展開
OCH、HOTnet、アット東京は、今回のマルチプラットフォーム環境を活用したデータセンター連携により、企業のシステムテストやハードメーカ機器の性能テストの環境テストに加え、相互バックアップ等の新たなサービス展開を目指します。
なお、先行してOCHは既にサービス展開しているOCH POWER BCPパッケージ(HPE SimpliVity、Oracle Database Appliance)の検証を実施致します。

北海道総合通信網株式会社について
自らの光ファイバネットワークを基盤に高品質な企業ネットワークインフラからシステム構築・運用までトータルなネットワークソリューションを提供いたしております。2017年9月にはS.T.E.P札幌データセンターを開業し、通信事業者としてのノウハウや強みを活かして、自社・他社を問わず、各種のクラウドサービスなどと、お預かりしたお客様のITシステムとを連携させることが可能な環境を提供致します。
(S.T.E.P札幌データセンターはこちら
S.T.E.P札幌データセンターは、自然災害の被害を受ける可能性が低い札幌市に立地しており、首都圏災害発生時の同時被災リスクを低減することが可能です。また、交通の便がよく、アクセスし易い都市型データセンターのメリットを併せ持っています。免震構造を備えた建物や、複数の通信キャリア・経路による冗長化した通信回線、異なる変電所からの2系統受電、72時間無給油連続運転可能な自家発電機などを完備し、万が一の災害時に備えています。

株式会社アット東京について
アット東京は2000年に設立された、データセンター業界のリーディングカンパニーです。長年の経験から積み上げてきた運用ノウハウを活かし、24時間365日ミッションクリティカルの実現をモットーに、多様なお客さまニーズに応え、高品質で信頼性のある世界最高水準のデータセンターそしてサービスで、お客さまのビジネス成長を支え、加速させるお手伝いをいたします。
(※1 AT TOKYO Business eXchangeはこちら
AT TOKYO Business eXchange(ATBeX)は、クラウドサービス、通信サービス、セキュリティサービスなど、各種サービスへの効率的な接続を実現します。そして事業者間トラフィックの効率的な交換のためのプライベートピアリング、企業システム間の相互連携など、データセンター内の様々な相互接続が可能なプラットフォームとして、お客さまのビジネスの拡大をサポートします。論理回線ごとに接続先を設定することができ、 P2P(Point to Point)、P2MP(Point to Multi Point)など、様々な接続ニーズに対応します。ATBeXネットワーク内の接続は、すべて論理回線で構成されるため、接続先に応じた帯域設定が可能。お客さまのビジネス環境の変化に合わせ、「必要な時」に「必要な帯域」への変更が可能です。

沖縄クロス・ヘッドについて
ネットワークインテグレーション事業を中心に、沖縄県内データセンター利用企業への設計・構築・運用監視の提供や、「CUMO iDC2」をはじめとしたクラウドサービスを提供しています。
(沖縄GIXはこちら
沖縄県では、沖縄と首都圏、アジア(香港、シンガポール)を大容量の光ケーブルで結ぶ国際情報通信ネットワークを提供し、沖縄をアジアのゲートウェイとして国際情報通信ハブへの成長を目指しております。
沖縄GIXは、アジアの玄関口である沖縄の優位性を活かし、沖縄と香港の回線を直結した回線接続サービスです。vIP-Netとの連携でアジア各国へダイレクトに接続しております。また、今年度中にはシンガポールへの接続も実現し、大容量、長距離の国際マルチプラットフォーム環境を構築することで、弊社が展開しているOCH POWER BCPパッケージ(HPE SimpliVity、Oracle Database Appliance等)をはじめ、国内企業のアジア展開への支援や、アジアに向けたeコマース環境提供など幅広い展開を目指してまいります。

【関連リンク】
・沖縄国際情報通信ネットワークはこちら
・「OracleとJavaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。

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