- プレスリリース
2026.03.24
株式会社アット東京
株式会社elleThermo
アット東京とelleThermo、
稼働中のデータセンターにおける実設備の廃熱を活用した発電の実証実験に成功
株式会社アット東京(本社:東京都江東区、代表取締役社長:泉田 達也、以下「アット東京」)と、株式会社elleThermo(読み:エレサーモ、本社:東京都港区、代表取締役Co-CEO:生方祥子、以下「elleThermo」)は、熱エネルギー変換技術「半導体増感型熱利用発電素子(以下「STC」)」を活用した発電検証試験をデータセンター内で実施し、発電に成功したことをお知らせいたします。
本実証実験では、アット東京が運用するデータセンター内において、elleThermoの熱エネルギー変換デバイスであるSTCを用い、廃熱を活用した発電検証試験を実施しました。なお、本実証実験は、STCを用いてデータセンターの実設備を活用して検証を行った初の実証実験(PoC)であり、将来的にデータセンターの廃熱を、「新しい再生可能エネルギー」として活用できる可能性を示すものです。
本実証実験では、アット東京にて稼働中のデータセンターである中央センター(CC1)および中央第2センター(CC2)において、実設備から発生している廃熱を電力へ変換し、その電力を二次電池へ充電する検証を行いました。データセンターの機械室や空調機械室付近のホットアイル箇所、UPS室(無停電電源装置室)にSTCを設置し、サーバーや設備から発生する廃熱(30℃後半〜40℃超)を直接または間接的に活用して検証しました。
検証の結果、全ての設置箇所において、熱エネルギーから発電し、二次電池への充電が可能であることを確認しました。さらに、設置環境ごとの発電特性の違いを定量的に調査するとともに、データセンター内で発生する廃熱を電力へ変換可能であることを実証し、未利用エネルギー活用の新たな可能性を示しました。
アット東京とelleThermoは、今回の実証実験を通じて、データセンター内で発生する廃熱の電力活用可能性を明らかにしました。今後も、データセンターにおける排熱活用による省エネ化や、エネルギー効率の向上に取り組み、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現を目指してまいります。
半導体増感型熱利用発電素子(STC)について
STCは、色素増感型太陽電池における「色素の光励起」を「半導体の熱励起」に置き換えることで、低温度帯の熱から直接発電を可能にした技術です。室温程度の熱で稼働するため、家庭や産業など幅広い応用が期待されます。
製品紹介 :https://ellethermo.com/technology/
各社の概要
株式会社アット東京
本社所在地:東京都江東区豊洲5-6-36
代表者 :代表取締役社長 泉田 達也
設立 :2000年6月26日
事業内容 :情報通信システムを一括して集中管理するデータセンター事業
(届出電気通信事業者)
コーポレートサイト:https://www.attokyo.co.jp/
ATBeXポータル :https://atbex.attokyo.co.jp/
株式会社elleThermo
本店 :東京都港区芝浦三丁目3-6
東京科学大学キャンパス・イノベーションセンターINDEST
代表者 :代表取締役 生方 祥子
設立 :2023年2月22日
事業内容 :コア技術であるSTC(半導体増感型熱利用発電素子)を用いた
未利用排熱の活用による電力供給システムの社会実装に取り組んでいます
コーポレートサイト:https://ellethermo.com/
公開総説 松下祥子「半導体の熱励起電荷による酸化還元反応:
半導体増感型熱利用発電」電気化学2024年92巻3号p.235-239
https://doi.org/10.5796/denkikagaku.24-FE0305/
解説動画 YouTube「elleThermoチャンネル」:https://www.youtube.com/@elleThermo/
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